社団法人 旭川観光協会

外国語、バリアフリー共に楽しく学びましょう

 
▲北海道観光ボランティア連絡協議会
会長
稲村 健蔵 

北海道観光ボランティア連絡協議会が平成4年10月に室蘭で結成大会を開き、以来11年になります。都道府県レベルでの観光ボランティアの組織化は北海道が最も早く、全国のモデルケースとしての役割を果たせたのは室蘭の故・三好巌さんら諸先輩の努力の賜であります。

観光ボランティアガイドは、その地域が求める観光ニーズにこたえて独特の取り組みとなっています。案内所でガイドするタイプ、観光スポットで誘導ガイドするタイプ、団体バスに添乗してガイドするタイプなどタイプは異なりますが、しかし、おもてなしの心では志は一つであり、共に学び、レベルアップして参りました。昨年、士別での全道大会で分科会討議したことはその表れであります。

学ぶこと、さまざまな知識を広げることは、私たちのこれからの活動にますます必要になってきます。台湾をはじめ外国からの観光客が随分増えました。外国人観光客にせめて「ニイハオ」「アンニョンハセヨ」の挨拶を掛けられないものでしょうか。外国語に慣れ親しむことが大切になってきます。

▲吹雪模様にもかかわらず、石畳の坂道で行われたバリアフリー観光ガイドヘルパー育成研修会=函館

外国語によるガイドでは、函館や室蘭の観光ボランティアサークルが意欲的に取り組まれており、大変参考になり、刺激になります。旭川観光協会では上川支庁の指導のもとに英語、中国語、韓国語の3カ国語で簡単な会話集をまとめ、ビデオを作りました。先日も青森市の観光担当者がわざわざ旭川まで視察にやって来ました。

一方、旅行の形態は大きく変わり、団体旅行が減り、小グループ、友人、家族の個人型、体験型観光が増えてきました。加えて、高齢者や障がい者のいやしとリフレッシュの旅行が増えてきました。

耳が聞こえない旅行者は、空港でのアナウンスを聞くことが出来るのだろうか。目の不自由な旅行者に、自然の美しさを説明して理解してもらえるのだろうか。車いすの旅行者を安全に誘導出来るのだろうか。

▲実践を通じて車いすの扱いを真剣に学ぶ受講者=札幌

さまざまな疑問を解決するため、バリアフリー観光に必要な研修会の開催を、北海道は、私たちの北海道観光ボランティア連絡協議会に委託しました。釧路湿原で木道体験、帯広で搾乳など農業体験、函館で石畳や坂道の体験、旭川と札幌で雪道体験、紋別で砕氷船「ガリンコ号」体験という具合に6市での研修メニューが指定されました。

わずか6カ月間に完了しなければならない難しい事業でしたが、専任者に旭川郷土博物館前館長、鈴木紘一さん、講師にジェイプランニング代表の澤井潤子さんという最適任者を得て、研修を無事終え、その成果を冊子とビデオに編集して道へ提出することが出来ました。

新年度は、私たちが手作りした教材を全道に広め、ガイドヘルパー研修会を数多く開催していきたいと願っております。合わせて、各地に新しく作られた観光ボランティア組織にも仲間に入っていただき、学びと交流の輪を広げてまいります。どうぞよろしくお願い致します。

 
 
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第22号 (04/3/26)
記 事
■外国語バリアフリー 共に楽しく学びましょう
■バリアフリー観光ガイドヘルパー育成研修
□目の不自由な方のガイドに触る地図を手作り
□乳母車を押して展望台へ 体の不自由な幼児を連れて 母親の勇気に感動
□全国大会は9月、愛知県豊橋市で
□星の降る里 あしべつ 思いやり・笑顔で迎える
□美瑛の素晴らしさ、22年目で知る
□シーニックバイウェイに参加しましょう
□全道大会を終え新たな一歩を
□丸加高原で9月コスモス祭り
 
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